何から調べていけば良いのか?
順を追ってお伝えするとして そうなると何処からか?
結局はそもそもこうだったという事
私が危機感を持った事柄の始まりから書いていこうと思います
地震発生で各地でいろいろな被害があった中で
わかりやすく伝えられたものは紙不足のこと
印刷業界が非常事態を発令した、原因はこれ。使える紙がない。
Lockerz 鈴木心 Twitter
写真家 鈴木心 Twitter
こんな感じで紙倉庫の在庫紙が荷崩れを起こして
在庫紙が大打撃を受けたという事
石巻の震災被害
東日本大震災で被害を受けた、石巻市・女川町周辺の様子です。
(以下一部抜粋)
石巻には、とても大きな製紙工場があります。
海のすぐそばにあるので、被害を心配していました。
3月24日、出かけてみると、
やはり、大きなダメージを受けている様子が、見て取れました。
(こちらのサイトには画像等も多数掲載されています)
これは関東の湾岸倉庫でも液状化によって同じように被害が出ていたようです
例えばこのような感じで…
平成23年3月18日
株式会社 シオザワ
リゾン有明においては平置き在庫品を中心に約100 パレット近くの倒壊が発生
自動ラックについては全9 機の内1 機のみが大きな損傷を受けました、残り
8 機についてはラック内での商品の荷崩れが多数発生致しました。
(リゾン有明において3 月12 日・13 日で復旧作業を行ない14 日朝より通常業務体制
を整える事が出来ました。)
震災直後は在庫紙の流通が完全にストップ
用紙倉庫の電動ラックから紙が取り出せない状況になっていたようです
出版物等は納期がありますから
2〜3日のこういったロスは
納期厳守の定期出版物には大影響があったと思われます
私どもの印刷物でも
必要な銘柄が東京の倉庫からは出せずに
大阪の在庫倉庫から引き取るという事態にもなっておりました
納期も用紙発注から1週間以上かかりました
先方様にもご理解を頂きなんとか納品はしたのですが
3月中はほとんど何も出来ない状態であったと思い出します
印刷は 紙 インク 印刷機 人 流通 そして電気
どれが欠けても前に進みません
今回の震災では ほとんど全ての項目がダメになっていたんだと
そういう事だったんですね
また 震災直後は在庫紙の不足という事以外にも
問題がある事が分かっていなかったというのが正直な所でした
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